西穂高と少年時代


その湿度と風の匂い、土とシラビソの香りが八甲田の祖父の家を思い出させてくれる。
驚いた!体があの場所を思い起こした!
頂へと足を進めながら少年時代の夏に過ごした日々が蘇る。
肌で触れた感じ、思いを巡らせた事が少しずつ少しずつ思い出される。
そして最近の自分。
少年であったその頃とは時が経ていても、ちゃんとつながっている。
「ああ俺はあの時の少年なんんだ。」
胸の奥で小さな安心感を確かめる。
「問題ない、問題ない。今はきっと旅に出ているんだ。長い旅に出ているんだ。」
雲の中で眠りにつき午前三時、目を覚ますと空は晴れ輝く月と星が散らばっていた。
あの月は希望の月か!未来への可能性か!
少し経つと地平線に朝日のグラデーションが現れた。
今日も朝を迎えて新しい一日が始まる。

22. 7月 2008 by sankikim
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